飛騨古川 気骨と粋が同居する、しっとりとした城下町。

昔ながらの職人気質が、しっかり根をおろす美しい町並み

白壁土蔵と瀬戸川

高山と同様、江戸時代に天領となった飛騨古川。伝統ある城下町には、出格子の商家や白壁の土蔵が続き、鯉の泳ぐ清らかな瀬戸川のせせらぎが聞こえます。「はじめて訪れるのに、どこか懐かしい雰囲気」とは、多くの観光客の言葉。市街中心部にはほかにも、壱之町、弐之町、三之町といった古い町並みが残り、飛騨の匠の技と心意気が息づいています。こうした匠たちの技や歴史、道具などを集結したのが「飛騨の匠文化館」です。また町中には和ろうそくの老舗や、切り絵工房、伝統工芸・一位一刀彫の工房、美術館なども点在。気の向くままに立ち寄りながら、ゆっくりと町歩きの楽しさをご堪能ください。

工房布紙木

三嶋和ろうそく店

古い町並み

歴史と文化、そして今を生きる人々の熱い心が凝縮された古川祭

飛騨古川の文化は、祭り文化といっても過言ではありません。飛騨路に遅い春を告げる「古川祭・起し太鼓」は、毎年4月19日・20日に行われ、飛騨の匠たちの粋を集めたきらびやかな屋台が9台も曳き揃えられます。しかしメインイベントは何といっても19日の深夜。この祭りが別名、やんちゃ祭り、けんか祭りとも呼ばれる理由は、町内各組ごとににしつらえた櫓の大太鼓をめぐる、裸姿の男たちの攻防戦にあります。数万人の見物客をも巻き込んで興奮は高まり、やがて祭りはピークへ。この祭りを臨場感あふれる立体映像で楽しめるのが「飛騨古川まつり会館」と「起し太鼓の里」です。屋台展示やからくり人形の実演もあります。

古川祭・起し太鼓の屋台


古川祭・起し太鼓の裸男